エレアス Cruise to the Edge 2017 滞在記 ~その1~

出発~前夜祭

2014年に続き、エレアス2度目のCruise to the Edge(以後CTTE)への参加です(前回の滞在記はこちら)。2013年から始まったこのフェスも今回で5回目。毎年凄い人達が参加していますが、今回もメインのイエスを筆頭にスティーブ・ハケット、カンサス、フォーカス、パトリック・モラーツ、スティックメン、カーヴドエアー、ジョン・ロッジ、アングラガルド・・・(ジョン・ウェットンがいないのが寂しい)、そしてマイク・ポートノイの50歳の誕生日に合わせたスペシャルバンドが参加、ニール・モーズバンドでもポートノイが叩きます。

前回、余りの大物揃いに舞い上がり、ちゃんと演奏に集中出来たか微妙な我々ですが(特に私)、フェスの雰囲気も判っていたので、今回は余裕を持ってより自分達の音楽をアピールしようという意識に切り替え、今後の海外展開に繋げる爪痕を残せるよう密かな野望を胸に臨みました。さあどんな旅になるのでしょうか。

今回の同行メンバーはエレアス5人に加え、例によって当事務局員1号&2号、そして前回誰よりも夢の船旅を満喫した(^^)マネージャーTさんは、家族にも味合わせたいと1号&2号も同行することになりました(別便でタンパのホテルで合流)。NYのコーディネーターKさんを加えた総勢11名の珍道中の始まりです。

前日までの過蜜スケジュールを各自こなし、2/6、AM9:20 成田集合。前回の反省を生かし(荷物トラブル・乗り継ぎミス)、綿密な入国審査準備、ゆとりを持ったスケジューリングで無事、ダラス乗り継ぎからフロリダ半島西側のタンパに到着することが出来ました。迎えに来てくれたKさんと合流し、16時にフェスのオフィシャルホテル、ハイアットプレイスに無事チェックイン。タンパはクルーズ船の観光客が多く、セレブなお客さんに合わせた高級ホテルばかり(郊外に行けばそうでもないみたいですが)我々にはもったいないような広くて快適な部屋です。

今日の予定は前夜祭ライブ&パーティーのみなので、部屋でちょっとだけ昼寝。19時ごろタクシーでライブ会場へ向かいます(平田&田辺は睡眠不足でパス)。ライブハウスかと思いきや野外会場に大音響が流れています。我々が到着してすぐ、なんと今日の主役、ムーディーブルースのベーシスト、ジョン・ロッジさんが到着...。

プログレだけが生きがいだった暗い中学生時代、図書館で借りた2枚組ベストをそれは繰り返し聴いたものです。プログレと呼ぶよりソフトでメロウなポップロックというような境界線上に位置づけられるバンドですが、今聴いても胸が熱くなる名曲ばかり。67年の「デイズ・オブ・フューチャー・パスト」はプログレの始祖とも言える重要作。数々のヒット作でアメリカでは大変な人気バンドです(Moody Blues Cruiseというフェスが来年も)。すかさずサインと写真をおねだり、とにかく気さくな方で満面の笑顔で迎えてくれました。

前夜祭には出演アーチストは思ったほど参加していない模様(まだ到着していない?)。我々東洋人はやはり目立っていろいろなところで声をかけられます。RoSfestで見たよ、という人もたくさん。そこでロスから来た日本人女性2人組に声をかけられました。筋金入りのイエスファンのTさんとお友達Kさん。ビール片手に皆プログレ祭りの開催に浮かれています。ジョン・ロッジさんの歌声をバックになんと贅沢なパーティーなのでしょう!パーティー終了後、ホテル近くのレストランに移動。Tさん一家も合流し、全員で旅の始まりを祝し乾杯しました。


滞在記~その2~> につづく

Asturias official site

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